忍者ブログ

メゾソプラノ 堀万里絵 MARIE et MUSIQUE

ほりまりえのウェブサイト★うたのこと すきなこと 

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


カルメン!

このたび念願のカルメン・タイトルロール出演が決定いたしました!

オペラ歌手を志してから、憧れてやまなかったカルメンをこんなに早く演じる機会を頂けて、本当に有難いです。
詳細はまた改めてお知らせさせて頂きます。

カルメンは魔性の女の代名詞のように認識されていることが多いようですが、私はそうは思わないんです。
彼女はいつも『自由』という言葉を口にします。
恋をするのも、流離うのも、生きることも、そして自分が死ぬことすら全て『自由』なのです。
ジプシー(本人達はロマと名乗りますが)達はそんな本能に駆られながら人生を全うしていきます。
カルメンは感じたことを言葉にし、行動する大変素直な女性のように思えてなりません。
そんな姿に魅了された男性達、それを見ている女性達からすれば、やはり魔性とは言いえて妙ですね。


ほりまりえ
PR

Giovanni Boccaccio

F.von Suppe 『Boccaccio』 を演じるにあたり、色々調べてます。
自分用ノートですが、豆知識としてup。


Giovanni Boccaccio(1313~1375 12/21)チェルダルド生まれ

イタリア・トスカーナを代表する作家の1人。
ダンテに心酔し、50歳年下でありながら彼の最初の理解者とも言われています。
ダンテの『神曲』は当初の題名を『Comedia』(コメディア)とされていましたが、ボッカッチョが『di vina Comedia』=『神曲』と現在での表題を定着させました。

イタリア人で商人のパパとフランス人のママとの間に生まれ、パパの行商に連れ立って商業の修行をしていた際に文学に感化され、後に様々な著書を発表します。
代表作は『デカメロン(Decameron)』=『10日物語』
当時人々を脅かしていたペストから逃れてきた10人の10日に渡る物語を形式にそって綴っています。
10人×10日=100話→本当に100話あります。
 




ほりまりえ