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メゾソプラノ 堀万里絵 MARIE et MUSIQUE

ほりまりえのウェブサイト★うたのこと すきなこと 

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クラシックなのにモダンだって!

こんにちは。
夏のようなお日様が毎日ぽかぽかですね。

そろそろアルミードのリハーサルも本格的に始まります。
暗譜、暗譜、暗譜!!!

そういえば、バロックの方々とお話して面白いと感じた事がありました。
古典派〜近現代あたりのクラシック音楽の事を【モダン】と言って区別することもあるみたいです。
バロック以外のクラシック音楽=モダン
例えばイタリア作品系ならモーツァルトとか、ヴェルディとか、マスカーニとか。

クラシック音楽って、そもそも古いものでしょ?
って考えがそもそも念頭にあるので、それを聞いた時は「変なの〜」と思いました。

確かに歌も歌唱法とか細かく違ったりするんだろうし、楽譜の書き方とか違ったりもするけどね。

その言葉を言ったのは、楽器の方だったんです。
で、しっくりきました。
楽器がそもそも違うんですね。

私は詳しく知らないので確かな事は言えませんが、

例えばヴァイオリンには顎あてが無いんだそうです。
ヴァイオリニストって、顎で楽器挟んでるの想像するでしょ?
バロックの方は、肩に置いて演奏していました。

そう考えると、
チェンバロだって、ピアノと鍵盤の色違うし、
フルートだって、黒いし
ヴィオラ・ダ・ガンバだって、床にたてるピンないし

ほうほう!
そこが区別のラインなのね。

と、自己解決したまりえでありました。


★★★


さてさて
来月本番のアルミード
見るだけでも楽しい、バロック楽器でのライブです!
分かりやすいようにお話を挟みつつ、演奏します。

下の写真は私が実際に使っている楽譜です。
音符の形が面白いですよね。
ひし形。
省スペースで作られた楽譜は小節が2段にまたがっていたり、「あれ??この小節1拍多い?」と思っていたら他のパートの最後の音も一緒に詰め込まれていたり、休止符が申し訳ないくらい小さかったり。
現代譜になれた私には非常に読みづらいのですが、ついている挿絵がとっても素敵!

(私のメモ書きが入っているのは気にしないで下さい)

1幕。
アルミードが侍女達と話しているシーンですね。
 

2幕
このオペラで一番有名と言っても過言でない、2幕5場アルミードのアリアのシーン。
魔法で眠らせたルノーを殺そうとします。


3幕
アルミードが色々呼び出していますね。
よりによって宿敵のルノーを好きになっちゃって、どうしましょう。
悪魔よ助けて〜!!!という感じ。



5幕
魔法の解けたルノーが去って行き、アルミードは絶望して宮殿を破壊し去って行く。。。
最後の最後はアルミードの嘆きのアリアで終わります。



はぁ、満腹な作品です。
宜しければ是非お出かけくださいね!

ヨーロッパ 古の響き Harmonia grave e soave  
J-B.リュリ『アルミード』
  
 2015年 6月12日(金) 19:30開演(18:30開場)
 南青山MANDALA(東京メトロ銀座線「外苑前」駅下車 徒歩5分)
 チャージ料 ¥4,500(1ドリンクつき)
 
 指揮/クラヴサン:根本卓也
 ヴァイオリン:阿部まりこ
 ヴァイオリン:須賀麻里江
 バス・ド・ヴィオール:中山真一

 アルミード:堀万里絵
 ルノー:安冨泰一郎
 イドラオ/ユバルド:加藤宏隆
 シドニー:東伸美
 フェニース:樋口麻理子

【お問い合わせ・お申し込み先】
アルモニア・グラーヴェ・エ・ソアーヴェ
 070−1376−2573
 harmoniagraveesoave@hotmail.com

【チケットお取り扱い】
南青山マンダラ
 店頭販売(受付時16〜22時)
 HP予約 http://www.mandala.gr.jp/aoyama.html


私まで直接ご連絡でもかまいません。
Contact から、または info@horimarie.com までお気軽にお問い合わせください。



ほりまりえ
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