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メゾソプラノ 堀万里絵 MARIE et MUSIQUE

ほりまりえのウェブサイト★うたのこと すきなこと 

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ロミオとジュリエット終了!

人生初のバレエ公演
プロコフィエフ『ロミオとジュリエット』終了いたしました。
ご来場頂き有難うございました。

本当・・・とっても良い経験させて頂きました。
稽古から本番まで、この時間を共有させて頂けた事に、大・大・大感謝です。
509126321060.jpg
ジュリエットママ。
メイクはこんな感じです。

多分実年齢とそう違わないんですよね。
でも、時代のせいか、沢山の死に巡り合ってしまって、そんな中でもし私だったらどうするんだろうと稽古後半はいつも考えていました。

自分の中での彼女の印象は【冷たい女性】

当時、【家】というものは非常に重要視されていたと思うし、やはり日本と同様男性が優遇されていて、女性は子孫を残して家を繁栄させていく存在で・・・
殆どが政略結婚ですね。
ジュリエットも産み落として、後は乳母に預けています。
だから、親子でも距離がある関係。
娘としての愛情よりも、【家】のための役目を全うした結果。
そんな中で、自分の娘が愛を貫いて死を選んだことは、【家】のためには絶望的なことかも知れませんが、女性としてはもしかしたら羨む想いがあったのかな。
なんて考えていたら、ロミジュリの死のシーンでは・・・涙が出てきました。

でも、甥のティボルトがロミオに殺されてしまう時には、正気をなくした様に嘆き、怒り狂って。
この女性が、どうしてこんなに取り乱すんだろう。
色んな仮説が自分の中で立ったけれど、結論は出ていません。


当日のリハーサルと本番では、このシーン、号泣しながらのパフォーマンスでした。

表現者として、それが良いのか悪いのかは分かりません。
オペラなら歌えなくなるのでNGです。
でも、まりえとしてではなくて、キャピュレット夫人としての涙だったと思っています。
目まぐるしい彼女の感情を意識的にオープンにした結果でした。
お客様の目にはどのように映ったのでしょうか。

この舞台で、物語の登場人物一人ひとりに人生があって、感情は常に流れているんだなぁ。と、改めて実感できました。
やっぱり表現するって素晴らしい!
舞台って素晴らしい!
で、身体表現は奥が深い!!
とてつもなく深い・・・(TдT)


本当・・・自分のやろうとしていることって大変で、でも、それでお客様に感動とか、何か心に残るものをお土産で持って帰ってもらえたら、こんなに嬉しいことって無いですよね。
この気持ちを大切に、これからもコツコツと頑張ろう!と心から思えた舞台でした。



最後に☆
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スタジオの方に、可愛いプレゼントを頂いてしまいました☆
500円玉サイズの小物入れ。
なんと手作りだそうです!凄いなぁ。
本番の準備でお忙しい中、こんなにお心遣いを・・・とっても幸せです!

オペラの稽古場ではアクセサリーをはずしているので、早速ケースとして使わせていただいています♪
ありがとうございました!

そして、バレエ経験の無い私をあたたかく見守ってくださり、根気強くお稽古に付き合って頂いた、主催錦織先生を始め、スタジオの皆様、キャストダンサーの皆様、スタッフ様、本当に有難うございました。

今後の公演も素敵なものになりますように。



ほりまりえ
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