日生劇場『フィガロの結婚』終演です。 2012/11/25(Sun) [歌いました☆] Comment (3) 長かったようであっという間の3ヶ月。 昨日『フィガロの結婚』楽日を迎えました。 ご来場頂き有難うございました☆ 今日のブログは長いです! 気長にお付き合いくださいませ。 楽屋に入ってビックリ。 素敵なお花が届けられていました。 ありがとうございます! 今回初めて挑んだケルビーノは、私個人としては本当に悩むところが多くて、歌も難しくて、四苦八苦しながらのお稽古でした。 ただ、ずっと心にあったのが2点。 「登場人物として、物語の中でリアルに生きる事」 「お客様に舞台を通して心に何か残るお土産みたいな物を感じて欲しい」 ケルビーノって歌っている時間は実際20分にも満たないんです。 でもとっても重要な役だし、印象も強い。 キャラクターの持つ魅力を舞台を通してお客様に伝えられていたら、個人的には◎です。 伝わったかなぁ・・・。 終演後のレセプションでは劇場の方から嬉しいお言葉を。 3日間の学校公演でのアンケート。 「またオペラを見たいですか?」との項目に対し「Yes」の回答が何と80%以上もあったそうです!! 本当に素晴らしい! また、「ケルビーノに共感した」との声も沢山あったとお話頂きました。 高校生の設定だったこともあって、学生のお客様たちには近い存在として物語に入り込む架け橋になれたのかなぁ。なんてちょっと嬉しく思ってみたり。 高校生のケルビーノ君。 腰パンで手にはiPhone。 2幕では迷彩服姿なのですが、早着替え&直後に舞台上で脱がされてしまうため、一枚も写真撮れませんでした。 2幕のお着替えシーンでは、なんとボディコンちっく。 男性用の(キッズサイズだそうですが)ボクサーパンツまで。 ガバっとスザンナ&奥様に脱がされての生着替えですw ケルビーノでこんな衣裳を着ることも、もしかしたら最初で最後かと思い証拠写真。 そしてバルバリーナにまたまた着替えさせられての登場は女子高生でした。 チェックのプリーツスカートなんて初めてだったので、コチラもパチリ。 演出家の菅尾友さんと。 「オーディションで唯一演技をしていた堀さんに感動したんだよ」 と〇秘話を聞かせてくれました。 実は歌唱に行き詰まって、納得いかなくて、辞退しようかと悩んでいたオーディション。 ホロリです。 そして、みんなのお父さん役(・・・のような存在と私が勝手に思っている)マエストロ広上淳一さん。 一番のムードメーカーでいつも優しく、力強く引っ張っていって頂きました。 終演後に皆で撮った集合写真を見るのが楽しみ。 キャストさん方は勿論、劇場の方々、スタッフの方々、オケの皆様、そして沢山のお客様に支えられて、皆がハッピーな笑顔で終演を迎えられたこと、本当にこの出会いに感謝です。 本当に、本当に、有難うございました!!! 最後に。 楽屋を出る際、受付の方が「これとっておきましたー☆」と下さったGP写真のプリント。 楽屋前のボードには日生劇場さんのWEBページで紹介された舞台写真がデコレートされていて、私が写っていた物をプレゼントして頂きました。 いつも優しく声をかけてくださる劇場の方々。 またいつかこの舞台に戻ってきて、「あの時はお世話になりました」と感謝をもう一度伝えられたらと思います。 ほりまりえ PR