クラシックなのにモダンだって! 2015/05/27(Wed) [音楽] Comment (1) こんにちは。 夏のようなお日様が毎日ぽかぽかですね。 そろそろアルミードのリハーサルも本格的に始まります。 暗譜、暗譜、暗譜!!! そういえば、バロックの方々とお話して面白いと感じた事がありました。 古典派〜近現代あたりのクラシック音楽の事を【モダン】と言って区別することもあるみたいです。 バロック以外のクラシック音楽=モダン 例えばイタリア作品系ならモーツァルトとか、ヴェルディとか、マスカーニとか。 クラシック音楽って、そもそも古いものでしょ? って考えがそもそも念頭にあるので、それを聞いた時は「変なの〜」と思いました。 確かに歌も歌唱法とか細かく違ったりするんだろうし、楽譜の書き方とか違ったりもするけどね。 その言葉を言ったのは、楽器の方だったんです。 で、しっくりきました。 楽器がそもそも違うんですね。 私は詳しく知らないので確かな事は言えませんが、 例えばヴァイオリンには顎あてが無いんだそうです。 ヴァイオリニストって、顎で楽器挟んでるの想像するでしょ? バロックの方は、肩に置いて演奏していました。 そう考えると、 チェンバロだって、ピアノと鍵盤の色違うし、 フルートだって、黒いし ヴィオラ・ダ・ガンバだって、床にたてるピンないし ほうほう! そこが区別のラインなのね。 と、自己解決したまりえでありました。 ★★★ さてさて 来月本番のアルミード 見るだけでも楽しい、バロック楽器でのライブです! 分かりやすいようにお話を挟みつつ、演奏します。 下の写真は私が実際に使っている楽譜です。 音符の形が面白いですよね。 ひし形。 省スペースで作られた楽譜は小節が2段にまたがっていたり、「あれ??この小節1拍多い?」と思っていたら他のパートの最後の音も一緒に詰め込まれていたり、休止符が申し訳ないくらい小さかったり。 現代譜になれた私には非常に読みづらいのですが、ついている挿絵がとっても素敵! (私のメモ書きが入っているのは気にしないで下さい) 1幕。 アルミードが侍女達と話しているシーンですね。 2幕 このオペラで一番有名と言っても過言でない、2幕5場アルミードのアリアのシーン。 魔法で眠らせたルノーを殺そうとします。 3幕 アルミードが色々呼び出していますね。 よりによって宿敵のルノーを好きになっちゃって、どうしましょう。 悪魔よ助けて〜!!!という感じ。 5幕 魔法の解けたルノーが去って行き、アルミードは絶望して宮殿を破壊し去って行く。。。 最後の最後はアルミードの嘆きのアリアで終わります。 はぁ、満腹な作品です。 宜しければ是非お出かけくださいね! ヨーロッパ 古の響き Harmonia grave e soave J-B.リュリ『アルミード』 2015年 6月12日(金) 19:30開演(18:30開場) 南青山MANDALA(東京メトロ銀座線「外苑前」駅下車 徒歩5分) チャージ料 ¥4,500(1ドリンクつき) 指揮/クラヴサン:根本卓也 ヴァイオリン:阿部まりこ ヴァイオリン:須賀麻里江 バス・ド・ヴィオール:中山真一 アルミード:堀万里絵 ルノー:安冨泰一郎 イドラオ/ユバルド:加藤宏隆 シドニー:東伸美 フェニース:樋口麻理子 【お問い合わせ・お申し込み先】 アルモニア・グラーヴェ・エ・ソアーヴェ 070−1376−2573 harmoniagraveesoave@hotmail.com 【チケットお取り扱い】 南青山マンダラ 店頭販売(受付時16〜22時) HP予約 http://www.mandala.gr.jp/aoyama.html 私まで直接ご連絡でもかまいません。 Contact から、または info@horimarie.com までお気軽にお問い合わせください。 ほりまりえ PR