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メゾソプラノ 堀万里絵 MARIE et MUSIQUE

ほりまりえのウェブサイト★うたのこと すきなこと 

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まりえカルメン

こんにちは。
先週のびわ湖カルメンのご報告もあるのですが、思うところがあったので、昨日の本番と合わせて。


昨日はゲスト出演でカルメンのハイライトをさせていただきました。
カルメンとホセとエスカミーリョで。
グリダーレは以前から何度もご一緒している、肉食系歌手、上本訓久さんと今井俊輔さんのユニット。
彼らとはカルメンもハイライトで何度かご一緒していて、演技もちょっとした打ち合わせで出来るくらいやり易いのです♪
お二人は午後の公演も、何と別プログラムでこなして、最後の最後にカルメン。
しかもアンコールを計4曲も。
さすが肉食系。
打ち上げもやっぱりお肉でした。


さてさて、
今回のまりえカルメンはいつもと違いました。
何でって、びわ湖で森山さんのカルメンを目の当たりにしていたからですかねぇ。。。
私には無いワイルドな強さと愛にすごーく憧れがあって。

カルメンって女性は原作を読むと、今の美意識では、絶世の美女ではないのかな…?と思うのです。
鼻は大きくて、目は斜視だけどくりっとしていた
とか。

でもカルメンはその存在だけで魅力的で、何もしなくても周りが放っておけない存在なんですよね。
色っぽく演じるのは、もしかしたら違うのかもしれない。。。
自然な姿が色っぽいんだよね~
とか、色々考えていつもゴチャゴチャしてしまうんです。

で、話は戻りますが、要は誰もが納得できる圧倒的な存在感がカルメンにはあったと思うんですよ。
常に一人だけピンスポ当たってるような。

森山さんのカルメンは、どこにいても光っていて、強烈だけどあったかい存在で、同じ舞台に立っていて幸せでした。

私は背は大きいけど
少し器用かもしれないけど
それに頼ってばかりじゃ駄目なのね

少しでも万里絵カルメンがこれからピカッと光ればいいなと思います。


そんな思いを抱えていたら、3日のカルメンハイライトは少し違う感覚がありました。
後で振り返ると、ちょっとだけカルメンとして感じた気持ちとか反応とか。
『この時はこう感じている』と自分の中で決めつけていたものがゆるくなって、新鮮な感情を味わえた感じ。

正解かどうかはわからないですけど、ステージからでも、お客様が凄く集中して見て、聞いて下さっているのが伝わってきたので、私にとっては素晴らしい本番でした。

ご来場頂きましたグリダーレファンの皆様。
上様、今井っち、そしてピアニスト結ちゃん。
スタッフの皆様。
ありがとうございました。



写真はびわ湖でのカルメンより。
やっぱり自分ではパチリしなかったので頂き物ばかりですが。

カルメンの愉快な仲間達ですw

 
フラメンコの娘さん方。
10才くらい違う・・・みなさんピチピチでした。
踊りも格好良かった!


そして我らがカルメン、森山京子さんを囲んで。
フラスキータの江口二美さんは頼れるお姉たま。

とにかく充実した週末となりました。
東京でも打ち上げしたい~と舞い上がっております。


中橋マエストロ、演出の池田理代子さんと一緒に。
ソリスト全員集合です。
みなさま本当にお世話になりました。

そして立命館大学のコーラス、オーケストラ、児童合唱、そしてフラメンコの皆さん。
2日前から合同でのリハーサルをさせていただきましたが、どんどん進化していって、みんな楽しそうで、とっても素晴らしかったです!
本番成功おめでとうございます。

また、素敵な舞台でのびのびと演奏させて頂けて、支えて下さるスタッフさんあってこそと改めて感じました。
舞台に上がる者として恥ずかしくないよう、これからも精一杯頑張ります!
みなさまありがとうございました。


そんなこんなで、引越しの荷物もなんとか楽譜以外は片付き、PC触れるようになりました。
ちょこちょこですが、ブログもまた書きためていこうと思います。
これからも どうぞお付き合い宜しくお願いいたします★



ほりまりえ
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