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メゾソプラノ 堀万里絵 MARIE et MUSIQUE

ほりまりえのウェブサイト★うたのこと すきなこと 

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こつこつ好き

趣味のような感覚で始めたチラシなどのデザイン。
自分のコンサートで好きに作れるメリットではじめました。
最近ではリサイタルや公演のデザインを私に任せたいと言ってくださる、ありがたぁ〜いお言葉がチラホラと。
ほんと、ほんとう、ありがたやぁ。。。

B型の特性なのか、私の性格なのか、
熱しやすく冷めやすい
変なところで集中力がピカイチ
その他、細かい作業が好きなところがあります。

ノートをコツコツとったり、気に入らなくなったら、最初からぜーんぶ書き直したり。
ひたすらラインストーンを敷き詰めてみたり。
エクセルでひたすら表をつくってみたり。
もうちょっと本業の歌に活かせる部分があればよいんですけどねぇ……とは常々思っていますが、私にとってはデザインや曲のアレンジなどでパソコンに向かっているのは、「楽しい」の延長なんですね。 

歌っていると、絶対の正解はないし、超絶な技術や、最良の声をもっているわけでもないので、常に先がみえない(ゴールはないと言う意味です)ことに、ダラけてしまうこともあります。
演奏する日は決まっていても、歌には形がないし、ベストな演奏は保証されていないので、休む事もお仕事だったりします。
でもチラシや曲などの創作物って、目に見えるもので、改良できて、つくったものがいつまでも残るから、「楽しい」のかもしれないなぁ〜。

なんて、最近は考えています。



いよいよ来月は、村松映美さんのピアノリサイタルです。
これからプログラム作成。
こうやって、チラシの段階から関わっていると、一緒にコンサートを作っているように感じられて、ちょっと得した気分にもなります♪
 
2016年6月24日(日)
14:00開演
JTアートホール アフィニス



彼女と一緒に活動している IRIS のコンサートチラシも毎回作っているのですが、10年前のから見比べていくと、進化の跡がよく見えて面白いです。
初回は、ハガキサイズのフライヤーでした。
(あまりに恥ずかしくてここではお見せできませんけど)

 
10年目を迎えたアイリスのコンサート。
今回は動物をテーマにプログラムをつくりました。
最近のアイリスコンサートでは、アレンジやアンサンブルがメインでしたが、今回は趣向を少し変えて。
前半は私がお話を交えて、がっつりまるまると歌わせていただきます。
後半は サン=サーンス『動物の謝肉祭』を。
私も登場します(笑)



さて、明日も夕方歌った後に別のデザインの打ち合わせ。
自分の作品(というのは おこがましい感じもするけど。。。)を喜んでいただけるのは、歌で喜んでもらえるのと同じくらい嬉しい♪
がんばりまーす!


さいごに
最近たべた、ワニだわに。

こんがり焼いて、握手しながらいただきましたよ。




ほりまりえ
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フランスバロックコンサート終了です

先日、Harmonia Grave e Soave によるフランスバロックコンサートが終了しました。
会場の近江楽堂は、本当に響きが良くて、お客様も古楽器の音色に癒されたのではないでしょうか。

何度かこちらの会場で演奏させていただいて思うのが
響きすぎて、「体使わなくても歌えちゃう」と勘違いしそうになるのです。
基本ナマケモノのわたし。
ダメだよ、ダメだよ。ちゃんとお腹から声だせよ〜
と、言い聞かせながらリハを終えます。

本番は、本番だからこそ出来たことも、出来なかったこともそれぞれありました。
でもお客様の前で表現できるのが幸せなので、それも良し……とさせてください。


コンサート後半の『Vertumne et Pomone』の衣装でパチリ。
ホワイトドレスの女神Pomoneは、ソプラノ東伸美ちゃん。
彼女の誠実で堅実な歌唱に、直ぐ横道にそれてしまう私は、いつも助けられてます。

私の衣装は、Vertumneの変装用に(変身能力がある神様なのです)ショールをかけているので見辛いのですが、超ミニ丈から地面まで裾が斜めにカットされているというアシンメトリーのトップスに、パンツを合わせました。
以前通販で買ったら、丈がミニすぎて着れなかったのです。
背が高いので、来てみたら思いのほか短かったのでした。
でも、写真の通り、ヒールを履いてもサイドは引きずる長さ。
どんな人が着るんだろう…。
常に風になびかせていないと、裾踏まれてしまいますよね。


さて、コンサートの前半で演奏した『フランス古典歌曲集』からのセレクトは、リュリの作品を中心にしたものでした。本番では歌っていませんが、この歌曲集には、私にとって思い出の曲が入っていました。

グルック『オルフェオとエウリディーチェ』より
エウリディーチェを失って

人生で始めて歌ったアリアで、今でもその難しさに翻弄されまくっている曲なのですが、元々はフランス語って知らなかったのです。。。
(イタリア語で歌っていましたし、一般的にはイタリア語で上演されます)
マリー・アントワネットに縁のある作品だったそうで、フランス語なのも納得。
でも、フランス語読みだと
Euridice エウリディーチェウリディースになるのか……
見なかった事にしよう!


ほりまりえ