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メゾソプラノ 堀万里絵 MARIE et MUSIQUE

ほりまりえのウェブサイト★うたのこと すきなこと 

ラヴェル『シェエラザード』

今日はコレペティ稽古★
楽しかったー!!!
最近悩んでいた事、上手くいかなかった事の解決策が見えてきたような気がします。
よし、明日からまた煮詰めよう。

さてさて、来月本番の『シェエラザード』の物語をご紹介しようと思います♪
前回お話したアラビアンナイトのストーリーとはちょっと違っています。

1.アジア
主人公はおとぎ話の中の驚異の国、アジアに憧れを抱いています。
 私は謎めいた一隻の船で出発したい
 私は海の唄声を聞きながら花の群島に行ってみたい
 ダマスカスとペルシャに行ってみたい
 私は見たい 
 ほほ笑む暗殺者たちを 無実の者の首をはねる執行人を
 私は見たい
 乞食と女王たち バラと血を 愛の死と憎しみの死を
 そして帰国した時、私の冒険を語ってやりたい
 シンドバッドの様に 杯を口に運びながら
 巧みに物語を中断させて…

2.魔法の笛
魔法使いの弟子?!
 私のご主人はとがったシルクの帽子をかぶり長い花は白いひげに覆われている
 私は目をさまして外の音に耳を傾ける
 笛の音が聞こえる・・・悲しみと喜びの音が代わる代わる
 やるせなさとたわいなさが代わる代わる
 あれは私の愛する人が奏でる音
 窓辺に寄れば音が一つ一つ舞い上がってくるようだ
 まるでミステリアスなキスのように

3.つれないひと
片思い…?
 あなたの瞳は少女のようにおだやか
 若い見知らぬ方
 繊細な輪郭、薄く白い髭 なんと魅惑的だろう
 あなたは聞いたことのない魅惑的な歌を口ずさむ
 入ってきて!
 私のワインで寛いで
 でもだめ 
 あなたは通り過ぎてしまって、それを私は見送るのだ
 女性の様な物憂げな足取りで立ち去るのを


3つのポエムにラヴェルが色づけをした作品で、それぞれ女性に献呈されています。
(上記あらすじは結構端折っています。)

どんな風に作っていこうかなぁと今からワクワクです♪
それでは、また★


ほりまりえ
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