フランスバロックコンサート終了です 2016/04/30(Sat) [歌いました☆] Comment (0) 先日、Harmonia Grave e Soave によるフランスバロックコンサートが終了しました。 会場の近江楽堂は、本当に響きが良くて、お客様も古楽器の音色に癒されたのではないでしょうか。 何度かこちらの会場で演奏させていただいて思うのが 響きすぎて、「体使わなくても歌えちゃう」と勘違いしそうになるのです。 基本ナマケモノのわたし。 ダメだよ、ダメだよ。ちゃんとお腹から声だせよ〜 と、言い聞かせながらリハを終えます。 本番は、本番だからこそ出来たことも、出来なかったこともそれぞれありました。 でもお客様の前で表現できるのが幸せなので、それも良し……とさせてください。 コンサート後半の『Vertumne et Pomone』の衣装でパチリ。 ホワイトドレスの女神Pomoneは、ソプラノ東伸美ちゃん。 彼女の誠実で堅実な歌唱に、直ぐ横道にそれてしまう私は、いつも助けられてます。 私の衣装は、Vertumneの変装用に(変身能力がある神様なのです)ショールをかけているので見辛いのですが、超ミニ丈から地面まで裾が斜めにカットされているというアシンメトリーのトップスに、パンツを合わせました。 以前通販で買ったら、丈がミニすぎて着れなかったのです。 背が高いので、来てみたら思いのほか短かったのでした。 でも、写真の通り、ヒールを履いてもサイドは引きずる長さ。 どんな人が着るんだろう…。 常に風になびかせていないと、裾踏まれてしまいますよね。 さて、コンサートの前半で演奏した『フランス古典歌曲集』からのセレクトは、リュリの作品を中心にしたものでした。本番では歌っていませんが、この歌曲集には、私にとって思い出の曲が入っていました。 グルック『オルフェオとエウリディーチェ』より エウリディーチェを失って 人生で始めて歌ったアリアで、今でもその難しさに翻弄されまくっている曲なのですが、元々はフランス語って知らなかったのです。。。 (イタリア語で歌っていましたし、一般的にはイタリア語で上演されます) マリー・アントワネットに縁のある作品だったそうで、フランス語なのも納得。 でも、フランス語読みだと Euridice エウリディーチェ→ウリディースになるのか…… 見なかった事にしよう! ほりまりえ PR