ラヴェル『シェエラザード』 2013/09/23(Mon) [音楽] Comment (0) 今日はコレペティ稽古★ 楽しかったー!!! 最近悩んでいた事、上手くいかなかった事の解決策が見えてきたような気がします。 よし、明日からまた煮詰めよう。 さてさて、来月本番の『シェエラザード』の物語をご紹介しようと思います♪ 前回お話したアラビアンナイトのストーリーとはちょっと違っています。 1.アジア 主人公はおとぎ話の中の驚異の国、アジアに憧れを抱いています。 私は謎めいた一隻の船で出発したい 私は海の唄声を聞きながら花の群島に行ってみたい ダマスカスとペルシャに行ってみたい 私は見たい ほほ笑む暗殺者たちを 無実の者の首をはねる執行人を 私は見たい 乞食と女王たち バラと血を 愛の死と憎しみの死を そして帰国した時、私の冒険を語ってやりたい シンドバッドの様に 杯を口に運びながら 巧みに物語を中断させて… 2.魔法の笛 魔法使いの弟子?! 私のご主人はとがったシルクの帽子をかぶり長い花は白いひげに覆われている 私は目をさまして外の音に耳を傾ける 笛の音が聞こえる・・・悲しみと喜びの音が代わる代わる やるせなさとたわいなさが代わる代わる あれは私の愛する人が奏でる音 窓辺に寄れば音が一つ一つ舞い上がってくるようだ まるでミステリアスなキスのように 3.つれないひと 片思い…? あなたの瞳は少女のようにおだやか 若い見知らぬ方 繊細な輪郭、薄く白い髭 なんと魅惑的だろう あなたは聞いたことのない魅惑的な歌を口ずさむ 入ってきて! 私のワインで寛いで でもだめ あなたは通り過ぎてしまって、それを私は見送るのだ 女性の様な物憂げな足取りで立ち去るのを 3つのポエムにラヴェルが色づけをした作品で、それぞれ女性に献呈されています。 (上記あらすじは結構端折っています。) どんな風に作っていこうかなぁと今からワクワクです♪ それでは、また★ ほりまりえ PR
TBSK管弦楽団第2回定期演奏会 2013/09/19(Thu) [お知らせ] Comment (1) 初めて聞いた時からいつかオケで歌いたいと憧れていた曲 ラヴェル『シェエラザード』 嬉しい悲鳴です♪ きゃーっ★ TBSK管弦楽団第2回定期演奏会 2013年10月20日(日)14:00開演 @大田区民ホールアプリコ 大ホール 入場無料 指揮:久世武士 管弦楽:TBSK管弦楽団 メゾソプラノ:堀万里絵 【プログラム】 デュカス:交響詩『魔法使いの弟子』 ラヴェル:歌曲集『シェエラザード』 サン=サーンス:交響詩『死の舞踏』 ドビュッシー:管弦楽のための3つの交響的素描『海』 私はラヴェルの『シェエラザード』のソリストとして出演させて頂きます。 シェエラザードはリムスキーコルサコフの作品が有名ですね。 昔々ある王国。 人を信用できない王様は毎日のように女性に夜伽を命じては、幻滅して次の日には殺してしまいます。 そんなある日やってきたのがシェラザード。 彼女は王との初夜でアラビアンナイトの物語を語って聞かせ、続きが気になった王様は彼女を生かし、毎晩その話に耳を傾けました。 物語が終わりを迎えた時、王様は愛に気付きシェラザードと幸せにくらしたのでした。 この曲は私が初めて生でオーケストラの演奏を聴いた思い出の曲でもあります。 あ、ムソルグスキーの方。 高校生の時です。 ラヴェルのシェラザードは少し構想が異なっていて、3曲から成るオーケストラ付きの歌曲集。 1.アジア 2.魔法の笛 3.つれないひと 3曲とも女性に献呈されている、ロマンチックでオリエンタル感満載の作品です。 あらすじはまた次回に♪ 先日の合わせに参加させて頂いた時は、曲の導入から鳥肌がたちました。 第2曲、第3曲のしっとりと美しいオケの音色も素敵です。 本番まで一カ月。 何と無料のコンサートですので、お時間ありましたら是非聞きにいらして下さい♪ 頑張るぞー!!! 昨日は、ひとやすみパート2でマイナスイオン浴びに行ってきました。 秋川渓谷。 高いとこだいすきなので、のぞきます。 ジブリの世界の様だ。 キレイ。 お天気も良くて、空気もおいしくて、しっかり充電できました。 ほりまりえ